luka’s blog(「ゴロトシ腐向けサイト」)

ゴロトシを愛する腐女子によるlove&happyendなゴロトシ腐向けサイトです♡寿くんLOVE♡※当サイトでは、2人は結ばれて家族になって一緒に暮らしています。

寿也と宗次郎

タイトルの2人は、私にとって特別な存在です。
「MAJOR」の佐藤寿也と「るろうに剣心」の瀬田宗次郎です。

るろ剣は、作者が残念なことになってしまいましたが、作品そのものの価値は私には変わりありません(特に京都編)。

まずは宗次郎の方から語りますけれども、
彼は愛人の子として生まれ義理の家族から虐待されます。その度に笑顔にさえなればしのげることを覚えていきます。そんな中、極悪人として追われている志々雄と出会い、「強ければ生き、弱ければ死ぬ」という信念を教えられます。そして雨の降るある夜、虐待の末殺されそうになった宗次郎は、志々雄からもらった一本の脇差で義理の家族を全員惨殺します。
その時から、彼は笑顔以外の全ての感情を失います。(心の奥底に封印された)
…そして剣心との戦いの中で、その封印が徐々に解かれていき…心が壊れてしまいます。
「あの時誰も僕を守ってくれなかった」という叫びには、何度見ても(読んでも)泣いてしまいます。
DVDのその巻を何回見たか分かりません。
家族を惨殺した時、志々雄から「泣いているのか」と聞かれ「いいえ」と答えるのですが、本当は雨の中、笑っていたけど泣いていた…それが蘇った時、精神が崩壊するのです。。

(「るろうに剣心」16巻 和月伸宏 集英社より)

どうしてここまで自分にとって宗次郎が特別なのかと考えると、やはり愛情に恵まれない不幸な家庭に育った点が、共感できるからだと思います。
色々な漫画が好きで色んなキャラが好きですが、心に食い込む位に好きなのは、宗次郎と寿也くらいですね…。どうしても普通の家庭に育ったキャラだと薄い愛着しか感じません。
宗次郎は精神に異常をきたす位にトラウマが深刻なので、余計に思い入れが強いのかもしれません。

そして寿也の方ですが、
幼少期は少し裕福な感じのごく普通の家庭に育ちますが、11歳の時修学旅行から帰ると、両親と妹がいなくなっています。要するにある日突然親に捨てられたのです。親は住民票も移さず夜逃げしたわけですが、妹は連れて行ってもらえたのに自分1人が見捨てられたのです。
それから野球もできなくなりいったんは辞めます。その後数年は目眩や動機などの発作に度々見舞われるため、強制的に家族のことは思い出さないようになります。
中学時代はそのせいもあり、少々性格が歪みますが、吾郎との試合を通じて元の素直な性格を取り戻していきます。そして数年後、ワールドカップの最中に、妹の美穂が突然現れ、パニック発作を起こし倒れます。吾郎たちの助けもあり、妹とは何とか絆を取り戻しますが、親についてはその後7〜8年間は向き合うことができませんでした。最終巻に近い方で、やっと母親については、自分を愛してないわけではなかったことが分かり、試合でもホームランを打てますが、父親については本編2nd通じて未解決なままです。

(「MAJOR」60巻 満田拓也 小学館より)


やはり寿也についても宗次郎同様、愛情に恵まれなかった点や突然見捨てられたところなどが共感できるのだと思います。こちらは基本的に野球メインのお話なので、そんなに深く描かれてはいないのですが…。
余談になりますけれども、寿也は自分の中に流れる父親の血をどのように思っていたのか気になります。自分が親になった後、離婚して子供に寂しい思いをさせてしまうその時、やっぱり自分の中に流れる父親の血のことを思いはしなかったのか。
私は美輪明宏さんを尊敬しているのですが、あの方の著書の中に出てくる女の子で、父親がヤクザでその血が自分に流れているのが嫌で何度も自殺未遂をする話が出てきます。その人が立ち直ったのは、親の上にはまた祖父祖母がいて、その上にも親がいて…と辿っていくと、もはや何千人もの人の血が自分には流れている、その中の父親の血なんてカスみたいなものだ、父親はゴミだ、と諭されてやっとのことで自殺を図らなくなるということでした。
自分の話で恐縮ですが、私の父もアル中のギャンブル好きの母に手をあげるクズみたいな人で、そんな血が自分に流れているのが嫌で未だに振り切れていません。弟は障害者だし、母親は私のことなんか全く眼中になく、関心を持たれたことが皆無でした。寂しい人生でした。夫とは結婚当初から色々問題があり、私は一生愛情というものに恵まれずに生きていくんだな…と…そういう運命なのかなと思っています。もう慣れましたけど。親も死にましたし。
そんなわけもあり、違うけれども似たような、どこか愛情に恵まれない境遇のキャラクターには、深い思い入れを持ってしまうようです。

余談が長くなりました。

人は乗り越えられない試練は与えられない、と言われます。漫画のキャラですが、2人ともその分強い人なのではないかと思っています。ちゃんと克服していっているし、向き合っているし、未来を諦めてはいませんし…。(心療内科にも通っていないし)
そんな彼らには教えられるところがあり、自分が恥ずかしくなります。強くならなくては。

漫画と言えども奥が深いです。
今回は、本当に個人的な思いを吐き出した感じで…長い独り言となり大変恐縮です。。
(そういえば、2人は外見的にもちょっと似てますね…?)

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

どうぞ素晴らしい1日をお過ごしください。



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*宗次郎は、本当に長きに渡って私にとって特別で…心の深くにある存在で…、
現時点では2次創作は考えておりません。。

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